AIを使ってて、ずっと地味に引っかかってたことがあります。
同じようなことを聞いてるのに、答えが毎回ちょっと違う。なんなら、前と言ってることが変わってる気さえする。これ、AIって意外といい加減なんかな、と思ってました。
でも最近、その「正体」がやっと分かった気がするので、書いておきます。結論から言うと、AIが気まぐれにブレてたわけじゃなかった、という話です。
まず、私がやらかしてたこと
きっかけは、アプリの使い方でした。
スマホのAIアプリ——私が使ってるやつもそうなんですけど——一回アプリを閉じて、また開くと、毎回まっさらな新しい画面から始まるんですよね。前に話してた続きじゃなくて、知らない人に初めて話しかけるみたいな状態で。
私はそれに気づかず、毎回そこにポンと質問を打ち込んでた。本人は「さっきの続き」のつもりなのに、AIからしたら毎回が初対面。そりゃ噛み合わへんわ、と。

パソコンのブラウザ版でも同じやった。立ち上げ直したら新規スタート。前の会話は、横のリストからわざわざ選ばないと続かへんのね。知らんかった。
つまり、「どの質問を、どの会話でしたか」が自分でも分からんようになってた。答えが違って見えてたのは、毎回イチから話しかけてたからだったんです。
もうひとつ、「言い回し」に騙されてた
で、ここからが本題というか、自分の中で一番すっきりした部分です。
AIって、答えが決まってることに対しては、ちゃんと同じ答えを返してるんですよね。
たとえば答えが「A」なものは、何回聞いてもAを返してくる。小文字のaにすら下がらへん。ただ、一字一句まったく同じ文章にはならない。言い回しが毎回ちょっと違う。さらに、それまでの会話の流れも汲んで答えるから、その時々で味付けが変わる。
それを私は「答えが変わった」と勘違いしてた。中身は同じやのに、言い方が違うだけで「ブレてる」と思い込んでたんです。

AIは「一番もっともらしい答え」のど真ん中を狙って返しています。気まぐれにフラフラしているわけではありません。文章の言い回しや、それまでの会話に合わせた表現が変わるので、違って見えることがあります。中身の結論はだいたい同じ、と思っておくと混乱しにくいです。
(もちろん、「おすすめは?」みたいに答えが元々ひとつに決まらない質問は、中身そのものも振れます。でも、事実とか決まった答えがあるものは、基本そのまま。)
じゃあ、どうすれば噛み合うのか
正体が分かったら、対処はわりと単純でした。
- 続きを話したい時は、新しく立ち上げ直さない。横のリストから、さっきの会話を選んで戻る
- 新しい相談を始めたい時は、逆にまっさらから始める。前の話を引きずらせない
- 「答えが変わった?」と思っても、まずAIを疑う前に、今これ同じ会話の中で聞いてるんやっけ?と自分を疑う
これだけで、体感かなり安定しました。AIがいい加減なんじゃなくて、こっちが「続いてる会話」と「切れてる会話」をごちゃ混ぜにしてただけ、という。

道具のせいにする前に、自分の使い方やったというオチ。まあ、よくあるけど。
ちなみに、「同じ質問でも、背景を渡すか渡さないかで答えが変わる」という話は前に別で書いたので、そっちも合わせて読むと、たぶんもっとスッキリします。
…にしても、こういうの誰も教えてくれへんから、しばらく「AIってブレるなぁ」って一人で勘違いしてました。同じ人、たぶんいるはず。
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