前の記事の最後で、こっそり書いていた一文があります。
(このときの課金プランの選び方は、後でしっかりミスっていることが判明します。それはまた別の機会に書きます)
その「別の機会」がこの記事です。
結論から先に言うと、私は Claude Pro(月20ドル)に課金して、その翌日には MAX プラン(月100ドル)に乗り換えることになりました。
正確には、課金が金曜の朝、MAX 切り替えが土曜日。たった1日で「Pro じゃ足りない」と気付いて差額を払い直した、という話です。後で支払い記録を見返して、自分でも「いやそれはちょっとw」となりました。前の記事は 「半年寝かせて2ヶ月で着地、Claude と Gemini の2本柱に落ち着いた話」です。
Claude Pro、課金当日の即決
前の記事と少しかぶるんですけど、Claude に課金した日のことから書きます。
私は 2026年3月27日(金)の朝に、Claude Pro(月20ドル)に課金しました。X で「Claude Code がすごい」みたいな話を見かけて、いつもなら何時間も Amazon カートを眺めてから結局買わない私が、その日のうちにカードを切っていました。
そのときの私の頭の中は、こんな感じだったと思います。
- 「Pro」って書いてあるし、いきなり一番上のプランは要らんやろ
- 月20ドルなら、ダメだったらやめればいい
- どれくらい使うか分からんし、まずはこの真ん中のやつから
完全に 「Pro = 中堅プラン」感覚で選んでいました。安すぎず、高すぎず。
このときの私は、自分が「中堅」のプランで足りる側の人間だと、なんとなく信じていました。
課金1日目、「Pro じゃ持たへんやつや」と気付く
課金して、その日のうちに Claude Desktop と Claude Code を一通り触ってみました。
最初は本当に楽しかったです。質問すれば答えてくれる。コードを書いてって言えば書いてくれる。「あれ、これ全部やってくれるなら、もう私の仕事いらんやん」みたいなことを冗談で考えていたくらいでした。
ただ、ガッツリ触っているうちに、だんだん感覚が来ました。

あ、これ Pro の枠でやってたら、すぐ底が見える感じやな
調べてみると、Claude Pro には 数時間ごとにリセットされる短時間の使用枠と、週単位の使用枠の2層があって、私みたいに 1日中ずっと触るタイプは、すぐ枠の天井に当たる構造らしいです(細かい数値はそのときによって変わるみたいなので、私はざっくり「短時間枠」「週次枠」と呼んでいます)。
しかも私は、AI に対して 「これってどういう意味?」「もう少し詳しく」「いや、そうじゃなくて…」みたいに、何往復もやりとりしていました。コードを書かせる時も、コードそのものよりも「説明してもらう」のに使ってる時間の方が長い、という感覚でした。
ちょうどそのあたりで、X でこんな趣旨の話を見かけました。
「Chrome を AI が動かしてくれる機能や、外部のツールを AI に持たせる仕組みを使うと、それだけで token が一気に減る」
私は、まさにそれを使い倒している側でした。前の記事で書いた Cowork(パソコンの Chrome を AI が動かしてくれる機能)を結構触っていましたし、その他にも AI に色んな道具を持たせて、私の代わりに作業させていました。
その「説明してもらう往復」と「AI に道具を持たせて自動で作業させる」の合わせ技が、想像以上に token(AI が処理する文字量みたいなもの)をたくさん使うらしい、というのが、ここで初めて繋がってきました。
「Pro が Pro じゃなかった」のは、Claude のせいじゃなくて、私の使い方の問題でした。
翌日土曜、差額81ドルで MAX 100ドルに乗り換え
その日(金曜の夜)は、「明日、改めて触ってみよう」と、いったん寝ました。
そして翌日、2026年3月28日(土)。
朝、改めて触り直してみても、「やっぱり Pro の枠じゃ、私のペースだと持たへんなあ」という感覚は変わりませんでした。
ここで、私は MAX プランへのアップグレードを真剣に検討します。
アップグレード画面を見ると、思ったよりシンプルでした。
- 現在の Pro 残り期間分(約 $18.63)は クレジットとして自動で差し引かれる
- MAX 月額 $100 から残期間クレジットを引いて、実支払いは $81.37
- これを今払えば、すぐに MAX が使える

これ、もう払うしかないやつや
そう思って、課金から24時間以内に、Pro→MAX の差額を払い直しました。受領メールには「最大プラン – 5倍 / 100.00ドル」「2026年3月29日以降のClaude Pro未使用時間 / -$18.63」「合計: $81.37」と、痛々しいくらい綺麗な内訳が書かれていました。
Pro 期間、結局1日も走り切ってない。 後で支払い記録を見返して、その短さに自分でも引きました。
ちなみに Claude のプラン全体はこんな感じ
ここまでで Pro と MAX の話を進めましたが、Claude のプランは無料も含めて全部こんなラインナップになっています(私が乗り換えたのは MAX 5x の方です)。
| プラン | 月額 | できること | 主な制限 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | チャット・コード生成・Web検索・ファイル作成・MCP連携 など | Claude Code / Cowork は使えない |
| Pro | $20/月 | Free + Claude Code・Cowork・Projects・Research など | 短時間枠 + 週次枠あり |
| MAX 5x(私のやつ) | $100/月 | Pro の5倍の使用枠 + 新機能の早期アクセス | — |
| MAX 20x | $200/月 | Pro の20倍の使用枠 | — |
無料でも基本のチャットや簡単なコード生成はできるので、「とりあえず無料で Claude そのものを触ってみる → 行けそうやったら Pro」という導線がいちばんローリスクです。私もこの順番でした(無料は一瞬だけでしたけど)。
ただし、ターミナルで動く Claude Code を使いたい場合は、無料じゃ動かないので、最低でも Pro が必要です。
正直、月100ドルは安くないです。年間で考えると、ちょっとした趣味の道具1つ買えるレベルの金額になります。
でも、Pro の制限で「次に枠が回復するのは何時間後?」と考えながら使う1週間を想像したとき、「この差なら100ドル払ったほうがマシ」という結論になりました。
まとめ — 初心者ほど高い「初心者税」を払う構造
ここまで書いてきて、自分でも整理がついてきたことがあります。
それは、AI の課金プランは、AI とどう関わるかで、必要なものがけっこう変わる、ということです。
整理するとこんな感じです(あくまで、私の体感ベースの話です)。
| AI との関わり方 | token 消費 | 必要なプラン |
|---|---|---|
| コードを少し書かせる程度・自分で書く時間も長い | 少 | Pro で足りそう |
| 私みたいに「話し相手モード」が長い (説明してもらう・要約してもらう・とにかく相談する) | 多 | MAX 推奨 |
| ガッツリ実装 + MCP・ブラウザ操作ツールも多用 (エンジニアでもツール使い倒すタイプ) | 多 | MAX 推奨 |
※あくまで私の場合の体感で、人によって全然違うと思います。
「Pro」という名前を見たとき、私は 「初心者は Pro でいいんやろな、上位は本気の人向けやろ」 と素直に思っていました。
実際は、たぶん 逆でした。
経験者でも 「自分でコード書く時間が長くて、AI に投げるのは要所だけ」な人は Pro で足りる一方、「説明してもらう・話し相手にする・道具を持たせて自動で動かしてもらう」使い方が増えるほど、token は無限に消えていきます。
知らないうちに、初心者ほど高い「初心者税」を払う構造になっている、と言ったら言い過ぎですけど、そう感じる場面はそれなりにあります。
なので、これから AI に課金しようかなと思っている方には、ちょっとだけ伝えたいことがあります。
- まずは 無料の Claude で触ってみて、自分の使い方の感覚をつかむのがおすすめです
- 「Pro」が中堅プラン感覚で選びがちですけど、AI を「話し相手」「自動化道具」モードで使う時間が長い人ほど、Pro じゃ足りない可能性があります
- とは言え、いきなり MAX に行く必要はなくて、Pro で何日か走ってみてから決めるのが現実的です(私は1日で結論出ましたけど、それは私の使い方が極端だっただけです)
- 1日〜数日分の20ドル弱は、自分がどのタイプかを知るための授業料だと思うとそこまで高くないです
私の場合は、課金から1日で「自分は MAX 側の人間やった」ということを知りました。
授業料としては、ちょっと早すぎたかもしれません。
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