AI に何か相談したとき、返ってきた答えに「うーん、それっぽいけど、なんか決め手に欠けるな」と思うこと、ありませんか。
私はわりとあります。
そういうとき、最近は その答えを、もう一個の AI に貼って「これどう思う?」と聞く ようにしてます。
これが、思ったより良かったので、今日はその話を。
AI 一個だと、答えが「それっぽいけど」で止まる時がある
AI は、たいてい「それっぽい答え」を、わりとスッと出してくれます。
ただ、その答えが本当に良いのか、私には判断がつかないこともあるんです。
AI は基本、こっちの言うことに乗っかってくれる方向で答えがちなので、 「他の見方はないの?」というツッコミは、自分からは出てきにくい。
かといって、自分にツッコむ知識もない。そこで止まってました。
Claude の答えを、Gemini に貼ってみた
あるとき、ちょっとした相談をしてました。内容は伏せますが、「どう進めるのがいいか」みたいな話です。
まず Claude が、ひとつの案を出してくれました。なるほど、と思える案です。
それを、そのまま Gemini に貼って、こう聞いてみたんです。
「この案について、気になるところや、別の見方があれば教えて」
そしたら、別の視点でツッコミが返ってきた
Gemini は、Claude の案に乗っかるんじゃなくて、別の角度から見てくれました。

この案は手堅いですが、1点だけ。最初の手順を飛ばすと、後で困る可能性があります。先にこちらを決めておくと、より安全です。それと、ここまで決めるなら、その先で起きそうなことまで考えておくと、後でやり直さずに済みますよ。
あ、たしかに。Claude の案だけ見てたら、気付かなかった点でした。
しかも、こっちが聞いたのは「気になるところ」だけなのに、Gemini は その先で起きそうなことまで、勝手に見据えて提案してくれた。一歩先まで走ってくれる感じです。
で、今度はその Gemini のツッコミと提案を、また Claude に戻してみたんです。「こう言われたけど、どう?」と。
すると Claude が、その指摘と提案を取り込んで、最初より 丸くなった案 に直してくれました。
最初の案。ツッコミ。直した案。この3ステップを踏んだら、ひとりに聞いたときより、明らかにマシな答えになってました。
これ、ふたりの友達に相談してる感覚に近い
やってて思ったのは、これ ふたりの友達に相談してる感覚に近い な、ということです。
ひとりだけに相談すると、その人の考え方の「色」が、わりとそのまま出ます。
でも、もうひとりに「あの子こう言うてたけど、どう思う?」と聞くと、間に別の視点が入って、 意見の角が取れていく。
AI でも、同じことが起きるんやな、と思いました。
しかも AI は、貼って聞くだけなので、人間相手みたいに気を使わなくていい。そこは気楽です。
ただし、往復させすぎると逆にこんがらがる
ひとつ注意点があって、 往復させすぎると、逆にこんがらがります。
面白くなって4回、5回と往復させたことがあるんですが、だんだん話が広がりすぎて、最初の相談がどっか行っちゃう。
体感では、 2〜3往復くらいでやめておく のがちょうどいいです。
- 1往復目: 片方の案 → もう片方にツッコんでもらう
- 2往復目: そのツッコミを最初の AI に戻して、直してもらう
- ここで一回止めて、自分で読む
最後は自分で読んで決める。そこだけは AI に丸投げしない、と決めてます。
ひとりに聞くより、ふたりに揉んでもらう
AI ひとつでも十分すごいんですが、 ひとつの答えを鵜呑みにしない ための手として、この「往復」はけっこう気に入ってます。
それに、往復させると、ただ答えの精度が上がるだけじゃなくて、 頼んでもいないアイデアまで拾えることがあります。私はそれが、往復のいちばんのおまけだと思ってます。
特別なツールも要らないし、やってることは「コピーして、貼って、聞く」だけ。
AI をひとつしか使ってない人は、たまにもうひとつに同じことを聞いてみると、答えの見え方が変わるかもしれません。

ひとりの意見より、ふたりに揉んでもらう方が、安心するんよな
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