AIに、何日かに分けて調べ物の整理を手伝ってもらっていた時のことです。
その日の作業が一区切りついて、チャットを閉じようとしたら、AIがこう言ってくれたんです。

次回は「この前の調べ物の続き」と言ってもらえれば、すぐに続きから始められますよ。
おお、親切やん。そう思って、その日は安心して閉じました。
次の日、言われた通りに言ったら
で、翌日。新しいチャットを開いて、言われた通りに、そのまま打ちました。

この前の調べ物の続き、お願い。
そしたら、返ってきたのがこれです。

すみません、その「調べ物」が何を指すのか、こちらでは分からなくて……。どんな内容だったか、教えてもらえますか?
……いや、「こう言って」って言うたん、あなたやん。
こっちは律儀に従っただけやのに
なんやろう、この脱力感。
私は、言われた通りにしただけなんです。「次はこう言ってね」と約束してくれたから、その通りにした。なのに、約束した本人が、きれいさっぱり忘れてる。
人間でいうと、「次会ったらあれ渡すね」って言った人が、次会った時に「え、なんの話?」ってなってるやつです。こっちは渡されるの待ってたのに。
AIは、前の会話を持ち越せないことがある
あとから分かったんですけど、AIって、チャットが変わると、前の会話をまるごと覚えてないことがあるみたいです。
だから「この前の」が、通じない。同じ顔して話してても、昨日の続きとして扱ってくれるとは限らない。
なので私は、それ以来こうしてます。「この前の」に頼らず、毎回、軽く前提を置き直してから本題に入る。「〇〇について調べてて、今ここまで進んでる。その続きをお願い」みたいに。ひと手間やけど、これが一番すれ違わないんです。
(このへんの「毎回うまく伝える工夫」は、前にも書いたので、よかったらそちらも。)
まあ、人間もそうやしな
「言われた通りにしたのに、忘れられてた」。最初はちょっとモヤッとしました。終わり。
……でも、考えてみたら、人間同士でも「この前言うたやん」が通じひんこと、わりとある。AIだけのことやないのかもしれません。
そう思ったら、ちょっとだけ許せました。
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