このブログ、ところどころに吹き出しが出てきます。私のアイコンと、AIのアイコン。あれ、自分で描いたわけではありません。描けません。絵心は昔どこかに置いてきました。
AIに作ってもらったんです。ただ、そこで小さい問題がありました。画像を作れるAIが複数あるんです。ChatGPTでも作れる。Geminiでも作れる。どっちに頼むのが正解なのか、使う前には分かりません。
で、今回やったのが「同じ依頼文を両方にコピペして、出てきたものを並べて選ぶ」でした。結論から言うと、これが思った以上に楽で、思った以上にちゃんと差が見えました。
手順①:依頼文を、先にClaudeに書いてもらう
まず依頼文です。「かわいいアイコン作って」だけで頼むと、経験上、だいたい思ってたのと違うものが出てきます。かと言って、画像の依頼文を自分でちゃんと書ける気もしません。何を指定したらええのかが、そもそも分からへんのです。
なので、依頼文そのものを普段使っているClaudeに書いてもらいました。「ブログの吹き出し用のアイコンを作りたい」と相談したら、こういう感じの文が返ってきました。
ブログの吹き出し用キャラクターアイコンを1枚作ってください。水彩タッチで、シンプルで柔らかい印象のロボットの顔。正面向き、円形アイコンに使える構図。背景はフラットな単色。
「正面向き」とか「円形に使える構図」とか、自分では絶対に思いつかへん指定が入ってます。アイコンって丸く切り抜かれるから、構図が偏ってると顔が切れるんですね。言われてみればそうやけど、言われるまで気づきませんでした。
手順②:同じ文を、ChatGPTとGeminiにコピペする
この依頼文を、一字も変えずにChatGPTとGeminiの両方に貼りました。
ここがたぶん今回の一番のコツです。比べたいなら、渡すものを同じにする。片方には丁寧に頼んで、片方には雑に頼んだら、出てきた差がAIの差なのか頼み方の差なのか分からなくなります。コピペなら条件が揃います。手抜きに見えて、いちばん公平な方法でした。
手順③:並べて、選ぶ
両方から画像が出てきました。どっちも、ちゃんとロボットの顔でした。指定した要素も、どっちもだいたい守れてます。壊滅的な差はありません。
でも並べると、選べるんです。

……こっちやな。
今回はChatGPTの方を採用しました。
決め手は何かと聞かれると、困ります。雰囲気です。色の乗り方というか、顔の柔らかさというか。仕様としてはどっちも合格やのに、並べたら片方を選んでました。理屈は後から付けられそうで、付けられません。
ただ、これは悪いことではないと思っています。「雰囲気で選ぶ」ためには、比べる相手が要ります。1枚だけ見せられたら、私はたぶん「こんなもんかな」で受け入れてました。2枚あったから、好みがある事に気づけた。それだけの話なんですが、それが大きい。
やってみて分かったこと3つ
まとめると、この3つでした。
1. 比べる時は、依頼文を固定する。同じ文をコピペするだけ。条件が揃うので、出てきた差はそのままAIの個性の差として見られます。
2. 依頼文そのものを、AIに書かせてええ。画像の指定に何が必要か(構図・背景・用途)は、AIの方がよう知ってます。「何を作りたいか」だけ自分の言葉で渡せば、仕様への翻訳はやってもらえます。
3. 最後は自分の目で選ぶ。どっちが上手いかはお題との相性で変わるはずで、今回はChatGPTでしたが、次も同じとは限りません。だから毎回両方に出させて選ぶ、が今のところ私の正解です。

面接で例えると、履歴書の項目を揃えて、最後は面接で決める。うちのアイコン採用、意外とちゃんとしてるやん。
ちなみにこの記事の吹き出しに出てるアイコンが、その採用者です。証拠物件が全ページに貼ってあるブログというのも、なかなか無いと思います。


