3Dプリンターが気になっています。
触ったことはありません。何が要るのか、いくらするのか、何も知らない状態で AI に聞きました。その時に、聞く順番で答えが変わったので書いておきます。
先に結論
知らない分野の買い物を AI に相談する時は、値段より先に「何に使うか」を言う。
値段から聞いた時は、幅のある答えが返ってきただけでした。用途を言ったら、買わなくていい物が先に消えました。
最初は値段から聞いた
最初の質問は、こんな感じです。
「3Dプリンターって、ふつうに使うならいくらぐらい? あと、1個作るのにいくらかかる?」
返ってきたのは、ちゃんとした答えでした。
- 家庭用は、樹脂を溶かして積んでいく方式が基本
- 本体は3〜6万円台の入門機で足りる
- 材料は1kgで2,000〜3,000円ぐらい。1gあたり2〜3円
- 小物なら、1個あたり数十円から数百円
分かりやすい。でも、3万円と6万円では倍違います。どっちに寄るのかが、これでは決まりません。

「3〜6万」って言われても、3万と6万は別の買い物やねん。
用途を言ったら、削れた
ついでに「うちのパソコン(Mac)でも使える?」と聞いて、使えると分かったあと、やっと用途を言いました。
作りたいのは、フックとか、ちょっとした部品です。飾る物ではなく、使う物。
そう伝えたら、答えの形が変わりました。
- 小型の入門機で足りる
- 色を何色も切り替えるための追加ユニットは、要らない
- 本体だけ、1色で始めればいい
増えたのではなく、減りました。
私は「何を買えばいいか」を聞いていたつもりでしたが、返ってきたのは「何を買わなくていいか」でした。知らない分野では、こっちの方が助かります。全部要るように見えているので。

要らん物が分かるだけで、だいぶ安心する。
前に、相談する時は迷っている案を添えると3つ目が出てくる、という話を書きました。

あれは、案がある時の話です。今回は案すら無い状態でした。その時は、案の代わりに用途を言う。そういう順番なのかな、と思っています。
値段は、自分で見た
ひとつ、良かったことがあります。
AI は値段を答えたあとで、これは相場の感覚で、実際の値段は確認していない、と自分で断っていました。
なので、自分で見に行きました。メーカーの公式サイトで、本体だけの値段が29,800円。
AI の言った「3〜6万円台」の、いちばん下をちょっと切っています。外れてはいない。でも、ぴったりでもない。

3万切ってるやん。
AI の値段は、買うかどうかを考える入口にはなります。レジに持っていく数字ではありません。
分かったこと
1. 知らない分野は、値段より用途を先に言う。 値段から聞くと幅で返ってきます。用途を言うと、その幅のどこに自分が居るかが決まります。
2. AI に聞くと「買わなくていい物」が分かる。 全部要るように見えている時に、いちばん効きました。
3. 値段は最後に自分で見る。 AI が「確認していない」と言ってくれたので見に行けました。言ってくれない時も、見に行った方がいいです。
何のために聞くのかを先に決めておく、という話は前にも書いています。

で、買ったのかというと、まだ買っていません。
要らない物が消えて、値段も分かって、あとは押すだけ。なのに、押していない。ここから先は AI の仕事ではなくて、私の財布の話なので。
それに、作りたい物を数えてみたら、ちゃんと思いついたのは1個だけでした。ある物を、動かないように固定する部品です。
それは、100均の強い磁石とボンドで済みました。

3万円の前に、100均で終わってもうた。
刷りたい物があと2つ3つ溜まったら、その時にまた考えます。
※ 値段は執筆時点(2026年10月)に私が公式サイトで見たものです。変わることがあるので、買う前に販売ページで確認してください。

