AIの返事を短くするプロンプト|「男友達モード」で丁寧すぎをカット

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AIに相談すると、返事が丁寧です。丁寧すぎる、と言ってもいいくらい。

「〜ですね」「〜してみてはいかがでしょうか」。ぜんぶ正しいし、親切なんです。でも、ちょっと聞きたいだけの時に、これがけっこう長い。最後にきっちり提案までついてきて、読むのに体力がいる時があります。

私が雑なだけかもしれません。でも「そこまで丁寧じゃなくていいねん」と思う瞬間、ありませんか。

そこで、返事のテンションを「男友達」くらいに下げるプロンプトを作って、試してみました。

使ったプロンプト(コピペで使えます)

これを会話のいちばん最初に貼るだけです。

これからの会話、このルールで答えて:
・LINEのやり取りみたいに短く(1〜3文)
・男友達がサクッと答える感じで、客観的に
・共感や励まし(「わかります」「素敵ですね」等)は不要
・最後の提案(「〜してみては?」等)も不要
・事実と結論だけ。前置き・まとめも不要

特別なことは何もしてません。「短く」「共感いらん」「提案いらん」を、ただ言葉で頼んでるだけです。

同じ質問で、素のAIと比べてみた

ちゃんと差が出るのか知りたかったので、まっさらな状態のClaudeに、同じ質問を2回しました。

お題は「新しい美容液、星4.5やけど買おうか迷ってる」。私がいちばん言いがちなやつです。

まず、素のまま(プロンプトなし)。

claude
claude

星4.5は十分高評価なので、迷う理由が値段か成分かによります。レビューの「低評価1〜2点」を数件読むと、自分に当てはまるリスクが見えるのでおすすめ。あと買う前にこれだけチェックすると失敗しにくいです。

レビュー件数が少ない(数十件以下)と評価が偏りやすいので注意。配合成分(レチノール、ビタミンC、酸など)が今のスキンケアと相性いいか、刺激が強すぎないか。返品・返金が可能か。サンプルやミニサイズがあれば先に試せます。

肌に合わなかった時の損失が小さければ買い、高額で初挑戦の成分なら慎重に、くらいの感覚でいいと思いますよ。

ちゃんとしてます。チェックリストまで作ってくれて、優しい。でも、長い。

次に、さっきのプロンプトを貼ってから、同じ質問。

claude
claude

星4.5なら普通に当たりの部類。迷ってるのは値段か成分かどっち?

…一行。

yuki
yuki

短っ。笑

しかも「どっち?」って聞き返してくる。完全に、雑に相談に乗ってくれる男友達のテンションです。

使ってみた、正直な感想

良かったところは、とにかく軽いこと。LINEを返す感覚で読めるので、ちょっと聞きたいだけの時はこっちの方がぜんぜん楽です。長い文章を目で追わなくていい。

ただ、いいことばっかりでもなくて。

情報量は、当然ですけど減ります。素の方が教えてくれてた「成分チェック」「返品できるか」みたいな具体的な話は、自分から聞かないと出てこなくなる。あと、すぐ答えがほしい時に「どっち?」って聞き返されると、ちょっとまどろっこしい。

正直、たまに冷たく感じる時もあります。落ち込んでる時にこのテンションで返されたら、たぶん私は地味に傷つく。

どういう時に使うか、だけ決めとく

なので、私は使い分けることにしました。

「ちょっと聞きたいだけ」「結論だけ早く」の時は、男友達モード。
「ちゃんと調べたい」「励ましもほしい」の時は、素のまま。

それだけです。プロンプトひとつで全部解決、みたいな話ではありません。

ちなみに前に、AIが「素敵ですね!」って盛って返してくる件の対策も書いたんですけど、根っこは同じやなと思いました。AIの「親切」は、こっちが頼めば調整できる。それを知ってるかどうか、だけの差な気がします。

おまけ:「素のAI」を撮るのが、いちばん大変だった

最後に、ちょっとだけ裏話を。

この記事を書くのに「素のClaude」の返事がほしかったんですけど、最初に撮ったやつ、なぜか思いっきり関西弁で返してきたんです。「〜やね」「〜なんちゃう?」って。

yuki
yuki

あれ、これ素ちゃうやん。

調べたら、過去の会話の「記憶」とか、自分で入れてた設定が効いてました。設定をひとつずつオフにして、やっと標準語の、ほんまの素に戻りました。

そこで気づいたんです。私、いつの間にかAIをこんなに「自分好み」にしてたんやな、って。便利にしてたつもりが、もう素の顔がどんなんだったか忘れてた。

…プロンプトで性格を変えてみる前に、もう自分仕様になってた。なんか、それがいちばん面白かったかもしれません。


はじめてのAIシリーズ
この記事は「はじめてのAI、何から触る?」のシリーズの1本です。順番にぜんぶ読みたい方はこちらからどうぞ。

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