AI に関西弁で話してたら、AI まで関西弁で返してくるようになった話

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AI に話しかけるとき、私はけっこう関西弁が混じります。

無意識で「やんな」「ちゃう?」「そやね」みたいなのが、ぽろぽろ出る感じです。

最初は AI 側は標準語で返してきてたんですが、 続けてるうちに、なんか AI も関西弁になってきた ような気がして。

「気のせいやろか?」と思ってたんですが、ある日「あ、これは本当に変わってきてる」と確信した瞬間があったので、その話を書きます。

ある日、AI が「いい感じやね」って返してきた

きっかけはささいなことでした。

私が AI にこんなふうに聞いた時のことです。

yuki
yuki

この記事タイトル、どっちの方がいいかな?

claude
claude

どっちもいい感じやね。後者の方が読みたくなる引き寄せがあるよ

…「やね」?

私、いつのまにか AI から、こんなふうに 語尾に「やね」が付いた敬体じゃない返事 をされていました。

数ヶ月前まで、ちゃんと標準語の敬体で返してきてた AI が、なんか 私の話し方に寄ってきてる 感じがしたんです。

気付いたら、地の文にも関西弁が混じり始めてた

注意して観察してみると、AI からの返事の中に、関西弁的なフレーズがちょこちょこ出てきてました。

たとえば、

  • 「いいと思う」(本来は「いいと思います」)
  • 「そやね」(本来は「そうですね」)
  • 「いい感じやね」(本来は「いい感じですね」)
  • 「ちょい違う」(これは標準語との境界)

完全に関西弁になってるわけじゃないんですけど、 「ちょい混じる」程度に関西弁が漏れてくる 感じ。

これ、最初は気付かなかったんですけど、 私自身が普段話してるトーンとよく似てる ことに気付いて、ちょっとぞわっとしました。

AI は、ユーザーのトーンに合わせてくる

考えてみたら、これは AI の仕組み的に、ある意味自然なことかもしれません。

私が関西弁で話しかける → AI は「この人にはこのトーンが自然なんだな」と判断する → 返事も同じトーンに寄せる。

これは、 対話で自然に起きる「合わせ」現象 に近いと思います。

人間同士でも、同じことは普通に起きますよね。

  • 大阪出身の友達と話すと、自分の関西弁濃度が上がる
  • 標準語の同僚と話すと、いつもより敬語が出る
  • 子供と話すと、語彙が簡単になる

それの AI 版が、たぶんいま起きていることなんだと思います。

関西弁だけじゃない、フォーマット全般がうつる

これ、よく観察してみると、関西弁だけじゃなくて もっといろんな「フォーマット」でも同じことが起きてる みたいでした。

私が試した感じだと、こんなパターンがありました。

  • 英文で AI に話しかけてみた → AI も英文で返してきた
  • きっちりした文書フォーマット(見出し付き・箇条書き入り)で投げてみた → AI も整った段落・見出し付きの返事になった
  • 逆に、メモみたいな短文連発で投げてみた → AI もスタッカートな短文で返してくる
  • 絵文字いっぱいの文章で送ってみた → AI も返事に絵文字が増えた

つまり、AI は 入力の「形」全般を真似してくる 性質があるみたいです。

関西弁化は、たぶんその大きな現象の 一例 だったんだなと気付きました。

嬉しい反面、ちょっと「引っ張られてる感」もある

これ、最初は「親しみやすくていいやん」と思ってました。

AI が機械的な敬体じゃなくて、ちょっとくだけたトーンで返してくれるのは、 対話としては心地いい んです。

ただ、ある時から、別の感覚も出てきました。

「あれ、これ、私が AI を関西弁にしてるんやろか、それとも AI に私が引っ張られてる んやろか」

たとえば、ある日こんなやり取りがありました。

claude
claude

それ、いい感じやね

yuki
yuki

そやね、いい感じや

…AI が先に「やね」と言って、私が「そやね」と返してる。どっちが先にトーンを作ってるのか、よくわからなくなった瞬間でした。

言葉の引っ張り合いは、両方向に起こる

この「引っ張り合い」は、たぶん両方向で起きてます。

方向起きること
私 → AI私の関西弁が AI にうつる
AI → 私AI の応答スタイルが、私の次の言葉に影響する

これがループしてるんだな、と気付きました。

人間同士でも、長く話してると だんだん話し方が似てくる ことってありますよね。

夫婦・友達・職場の同僚で、 語尾や口癖が伝染する ことが、私のまわりでもよくあります。

AI と私の間でも、同じことが起きてるんだろうと思います。

これはいいことなのか、よくないことなのか

ここで考えたのは、 AI に自分のトーンが伝染して、それが返ってくる という現象が、いいことなのか、よくないことなのか、ということです。

ええ側:

  • 親しみやすい
  • 対話がスムーズ
  • 機械感が薄れる

これ、具体的にどういう感じかというと、 AI に「指示してる感」が薄れて、誰かとチャットしてる感 が出てくるんです。

最初は「お願いします」って書いていた頼み事が、続けてるうちに、

  • 「頼む」
  • 「ちょっとこれやって」
  • 「これ、どう思う?」

…みたいに、 AI への指示が、だんだん同僚に話しかける感じ に変わっていきました。

しまいには、AI が答えを返してくれた後に、

「ありがとー」

って打ってる自分がいました。

…AI に「ありがとー」言っても、意味ないんやけどなw

でも、こういう 「指示してる」じゃなくて「会話してる」感覚 は、関西弁(やローカル方言)に乗っかったときに、けっこう出やすい気がします。

よくない側:

  • 言葉のクセが強化される
  • AI と話す感覚が「いつも通り」に馴染みすぎて、新鮮さが減る

どっちもあるなあ、というのが正直なところです。

ただ、 少なくとも「気付かないうちに引っ張られてる」のは、ちょっと注意してもいいかも と思いました。

たまには標準語で AI と話してみる

最近、ちょっと意識してることがあります。

たまに、わざと標準語で AI に話しかけてみる

そうすると、 AI の返事のトーンが、すーっと標準語に戻ってくる ことが、けっこうあります。

「あ、やっぱり、私が引っ張ってたんやな」

そんな気付きを得る瞬間があります。

AI との距離感は、 自分の話し方ひとつで意外と変わる という発見が、今回の小さな学びでした。

別に関西弁を直す必要はないんですが、 AI が私の鏡になりすぎてないか、たまにチェックする のは、悪くないなと思っています。

yuki
yuki

「やね」って AI に言われた瞬間、ちょっとぞわっとした

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