「AI って、いつから使ってるんですか?」と聞かれると、ちょっと困ります。
胸を張って「○年です」と言えるほど長くもないし、かといって全くの初心者でもない。微妙なところです。
でも最近、 「AI 歴の長さ」って、思ってたほど関係ないな と感じることが増えました。
今日はその話を書きます。
「AI 歴」を、ちょっと気にしてた時期があった
使いはじめのころ、私は「AI 歴」をけっこう気にしてました。
SNS や記事を見ると、ずっと前から使い込んでる人がたくさんいて、「自分は新参やな」という引け目がありました。
「もう出遅れたかも」「今さら始めても遅いんちゃう?」と、勝手に思ってた時期です。
同じ「数ヶ月」でも、人によって全然違った
でも、いろんな人の話を見聞きするうちに、気付いたことがあります。
同じ「AI 歴 数ヶ月」でも、中身が人によって全然違う んです。
- 毎日のように触って、自分の生活でいろいろ試した人
- 登録だけして、たまにニュースを見て「すごいなあ」で終わってる人
この2人は、「使いはじめて3ヶ月」という期間は同じでも、AI との距離感はもう別物です。
逆に言うと、 長く登録してるだけの人より、短くても毎日触ってる人の方が、ずっと先に進んでる こともある。
逆に、始めたばかりで成果を出す人もいる
逆のパターンもあります。
X(旧Twitter)とかを見てると、「AI に指示して、3日でこれ作れた」「使い始めて1週間で、仕事がこんなに変わった」みたいなポスト、ありますよね。
ああいうのを見ると、正直ちょっと焦ります。「私、こんなに時間かけてるのに…」って。
でも、よく考えたら、あれも 「期間」の話じゃない んですよね。
短くても、やりたいこと(ゴール)を的確に伝えられる人は、ポンと成果を出す。逆に、長く触ってても、なんとなく使ってるだけだと、なかなか進まない。
長いか短いか、じゃない。 「何を、どう頼んだか」。結局そっちの軸なんやな、と思います。
その「成果」、本当かどうかも分からない
もうひとつ言うと、ああいうポストは、 中身の真偽が怪しいものも、けっこう混ざってます。
「始めて数日で、これだけ稼げました」みたいな景気のいい話、よく見ますよね。でも、その続きをたどると、たいてい「詳しくは有料の教材で」「このオンラインサロンで」みたいな、 何かを売りたい入口 だったりします。
私も昔、ネットの威勢のいい話を真に受けて、危うく飛びつきかけたことがあります。星4.5のレビューを信じて、いまいちな買い物をするのと、同じノリですね(笑)
全部が嘘だとは言いません。本当にすごい人も、ちゃんといます。でも、 「すごい成果」を見せられたときほど、いったん立ち止まる くらいで、ちょうどいい。
焦って飛びつくと、成果より先に、財布が軽くなることもあるので。
大事なのは「期間」より「何に使ったか」
そう考えると、効いてくるのは「どれだけ長く使ってるか」じゃなくて、 「何に、どれだけ使ったか」 の方やな、と思うようになりました。
- 何回、自分の手で触ったか
- 自分の生活の、どの場面に当てはめてみたか
- うまくいかなくて、やり直した回数
このあたりの「密度」の方が、期間よりずっと効く気がします。
1年登録してても月1回しか開かないより、 3ヶ月でも毎日ちょっとずつ触る 方が、慣れていくのは早い。当たり前といえば当たり前なんですけど。
私の場合は、しくじった数だけ覚えてきた
私自身、何かすごいことをやってきたわけじゃありません。むしろ逆で、 AI に何度もしくじらされながら、そのたびに対策を覚えてきた、という感じです。
たとえば、ひとつは 保存ミス。AI に手伝ってもらって作った文章を、保存し忘れて、まるごと消したことがあります。あのときは、頭が真っ白になりました。
それからは、作りかけでも、こまめに別の場所にコピーを残す。そういうルールを、自分の中で決めました。 同じ失敗を、二度と起きない仕組みに変える。それだけです。
もうひとつは、 AI の嘘。それっぽい情報を、すごく自信満々に答えてきて、私はまんまと信じました。あとで調べたら、ぜんぜん違ってた。
だから今は、大事なことほど、 別の AI にも同じことを聞いて、裏を取る ようにしてます。一つの答えを鵜呑みにしない、という癖がつきました。
こういうのって、長く使ってたら自動で身につくわけじゃないんですよね。実際にしくじって、痛い目を見て、はじめて「次はこうしよ」と覚える。
つまり、期間じゃなくて、 しくじった回数。私の”密度”の正体は、たぶんこれです。
「もう乗り遅れた」は、たぶん気にしなくていい
だから、もし今「AI、もう乗り遅れたかも」と思ってる人がいたら、たぶん そこは気にしなくていい と思います。
大事なのは、何年前から使ってるかじゃなくて、今日から何に使うか。
今日ひとつ、自分の生活の中で AI を使ってみる。それを何回か繰り返す。それだけで、数ヶ月後に見えてる景色は、けっこう変わってるはずです。
少なくとも、私はそうでした。「出遅れた」と思ってた自分が、地味に手を動かしてるうちに、いつのまにかちょっとだけ前に進んでた。
期間じゃなくて、密度。そう思えるようになってから、AI との付き合い方が、ちょっと気楽になりました。

何ヶ月やってるかより、今日ひとつ使ってみたか、やんな
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