前に、AIをパソコンに入れた話を書きました。ターミナルが怖くて、コピペだけで乗り切ったやつです。
今日はその続きです。結論から言うと、AIとアプリを「繋ぐ」と、いままで私がやっていた橋渡しの作業が、ごそっと要らなくなりました。
繋がっていない時、私は「コピペの運び屋」だった
繋がっていない状態のAIとのやり取りは、ぜんぶ私が間に立ちます。
AIが文章を作る。私がそれをコピーする。アプリを開いて、貼り付ける。結果をまたコピーして、AIに戻す。……この往復、地味に時間を食うんです。しかも私がやっているのは、考える仕事じゃなくて、運ぶ仕事。

私、さっきから何も考えてへん。運んでるだけや
それでも「AIってこういうものなんだろうな」と思っていました。
「繋ぐ」と、AIが直接やってくれる
先に要点を言うと、AIとアプリのあいだには「繋ぐ仕組み」があります。連携とか、プラグインみたいなもの、と思ってもらえたら近いです。
これを設定すると、何が起きるか。AIが、私を経由せずに、そのアプリを直接さわってくれるようになります。
最初にそれを見た時の感想は、「え、私要らんやん」でした。いままで何十回と往復していたコピペが、丸ごと消えたんです。運び屋、失業です。
ログインできないのに、AIは「別の入口」から入れた
いちばん驚いた出来事がこれです。
ある時、自分のブログの管理画面に入れなくなったことがありました。ログインで締め出されて、私はお手上げ。その日の作業は諦めかけていました。
でも、繋いであったAIは、普通に作業の続きをやってくれたんです。記事の下書きを作って、保存するところまで。

管理画面とは別の入口から入っています。ログイン画面が使えなくても、こちらの経路は生きているので大丈夫です。
なんやそれ、と思いました。正面玄関が閉まってるのに、勝手口から普通に入って台所仕事してる感じ。「繋ぐ」って、私が使っているのと同じ画面をなぞることじゃなくて、別の入口を持つことなんだと、この日に腑に落ちました。
ちなみに最後の「公開する」のボタンは、いまも私が確認してから押しています。ここは残しておきたい仕事です。
メールの話をしたら、実物を取ってきた
もうひとつ、じわっと来たやつ。
届いていたメールについてAIに相談したことがありました。私は内容をざっくり伝えただけです。そしたらAIが、そのメールの本文そのものを取ってきて、実物を見ながら答えてくれました。
便利です。要約の伝言ゲームがなくなるので、話が早い。
ただ正直、ちょっとだけ「おっ」となりました。私のメール、読めるんや、って。繋ぐというのは、そういうことでもあります。
ブログの裏側の設定も、直接
細かい話ですが、記事の裏側にある検索向けの設定も、前は私が画面を開いて手で入れていました。これも繋いだら、AIが直接入れられるようになりました。
一個一個は小さい作業です。でも「私が画面を開く必要がない」が積み重なると、体感がぜんぶ変わります。
便利さと、ちょっとの怖さと、決めごと
繋ぐと、AIは「文章をくれる人」から「作業をやってくれる人」に変わります。これが自律型エージェントと呼ばれているものの正体に近いんだと思います。
ただ、メールの件で感じた「おっ」は、忘れないようにしています。繋ぐ範囲は自分で決められるので、私は何でもかんでもは繋いでいません。見られて困るものは繋がない。最後の確認は自分でやる。決めごとはその2つだけです。
運び屋は失業しましたけど、確認係としてはまだ現役です。

私の仕事、最後のハンコだけになってもうた。
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