AIに「これできる?」って聞いて、「申し訳ありませんが、それはできません」と返ってきたら、どうしてますか。
私はずっと、そこで諦めてました。できませんって本人が言うてるんやから、できないんでしょう、と。
でも最近、この「できません」には続きがあることを知りました。結論から書くと、「なんとかする方法ない?」ともう一押しすると、急に道が出てくることがあります。
「できません」で諦めてた頃の私
AIって、聞けば何でも正直に答えてくれる存在だと思ってたんです。だから「できません」と言われたら、それが最終回答だと受け取ってました。
実際にあった話です。パソコンでの作業をAIに手伝ってもらってた時、「ついでにブラウザの画面も操作してもらえたりする?」と聞いたら、「申し訳ありませんが、私はブラウザを直接操作することはできません」ときっぱり。
まあそうか、と思ってその日は自分で全部やりました。

できません言われたら、引き下がるしかないやん。って思ってた。
「なんとかする方法ない?」で急に道が出てきた
数日後、同じ作業がまた発生して、ダメ元でこう聞いてみたんです。
「どうにかやる方法ってない?」
そしたら、返ってきたのがこれです。
「実は、拡張機能を追加で繋いでいただければ、ブラウザの操作もできるようになります。手順をご案内しましょうか。」
……あるんかい。
いや、あるなら最初から言うてほしいw と思ったんですけど、AIの側から見ると、これはこれで筋が通ってるらしいんです。
AIは「今の状態でできること」を答えてる
後から分かったことですが、AIの「できません」は、「“今の状態では”できません」という意味のことが多いようです。
- AIは「今の自分にできること」の範囲で正直に答える
- でも「ひと工夫すれば(何かを繋いだり足したりすれば)できること」は、聞かれない限り自分からは言わない傾向がある
つまり、嘘をつかれてたわけでも、意地悪されてたわけでもない。AIは今できることを正直に答えてただけで、その先の「方法」は、こっちから一歩踏み込まないと出てこない、という仕組みでした。
人間でも、「これ持ってる?」「持ってません」で終わる人と、「持ってないですけど、あの店なら売ってますよ」まで言ってくれる人がいますよね。AIは基本、前者みたいです。聞き方を変えれば後者になってくれる、というのが今回の発見でした。
実際に使ってる「もう一押し」の言い方
私が使ってるのは、ほぼこの2つだけです。
- 「なんとかする方法ない?」
- 「他のやり方でもいいから、できる道ある?」
ポイントは、できるかできないかを聞き直すんじゃなくて、「方法」を聞くことです。「できますか?」と聞き直しても「できません」が返ってくるだけなんですが、「方法ない?」と聞くと、AIが「今できること」の枠の外まで探しに行ってくれる感覚があります。
もちろん、本当に方法がないこともあります。その時は「方法」を聞いてもやっぱり無い、と返ってきます。でも体感、「できません」の何割かは、この一押しで「あ、こうすればできますよ」に変わります。
このへんの「AIへの聞き方ひとつで返ってくるものが変わる」話は、前にも書いたのでよければ。

それにしても
便利になったんですけど、ちょっと思うんです。なんで最初から言うてくれへんの、と。
「できません(でも方法はあります)」の括弧の中を、毎回こっちが開けにいかなあかん。慣れたら儀式みたいなもんですけど、知らんかったら一生開けへんかったやろな、とも思います。

「できません」は最終回答ちゃう。「今はできません」の略やと思うことにした。
なので、AIに何か断られた時は、一回だけ「方法ない?」と押してみてください。それでもダメなら、その時こそ本当にできないやつです。たぶん。

